少女二人、五月の濡れし森に入る

ゆあです。

いたくてどうしようもない。どうしようもない。おちこんでいる。そうじゃないそうじゃないとおもいこんだって、けっきょくはそうなんだ、わたしはいまだってずっと、しょうがくせいのあのときのまま、あのばしょからいっぽもうごけてない。せいちょうしてない。このままずっと、あのままあのばしょであのくうきのなかいきていく。