メリーゴーラウンドで観る、退屈で滑稽なラヴストーリー

ゆあです。

今日は金曜日でしたね、授業が全部あって少し大変だったけれど、帰りに彼と帰れたので幸せ。
たったこれだけのことで幸せを感じられるなんて、私は本当に幸せ者なんだなあと思う。

彼はホラー映画が好きらしくて、私も大好きなので今日はゾンビの話をしたんです。
でも彼はホラー映画を観ると二時間は怖くて眠れないそうで。私はすぐに眠れるわ、って言ってしまってから、何て可愛げのない女と思われたかもしれないと不安だったけど、彼は笑っていました。
彼の笑った顔見たら、すべてどうでもよくなって、私も笑っちゃう。

今日、彼に少し嬉しいことを言われたのです。
彼といつも別れる道で、私が止まってばいばいって手を振ったら、もう少し歩きたいって言ってほんの数メートル先まで歩いたんです、二人で。
もう少し歩きたい、ただそれだけなのに息が詰まるほど嬉しかった。


私の足です。
すうっと伸びる影が好きだと言ったら、変な子だと言って笑われた。